石井造園株式会社

Discovery YOKOHAMA
ナラ枯れのない里山をつくる

“ナラ枯れの実態を見ながら自然観察を行い 横浜の自然の豊かさを再発見”

事業内容は?

近年拡大しているナラ枯れ被害を防ぎ、緑豊かな横浜の里山を守るために市民に広く声掛けし、興味を喚起するとともに分布図を作成する。上郷市民の森において、散策をしながらナラ枯れの実態を説明する親子イベントを実施。

参加した親子を中心として、地域のナラ枯れ調査の牽引役を担ってもらう。また、当日参加できなかった方(コロナ対策等で)のために、イベントの様子を動画で配信し、イベント参加と同様にナラ枯れの実態の理解促進を図る。参加者の募集は、新聞告知及びチラシ(小学校で配布)などで行う。ナラ枯れの実態を見ながら、その周辺の自然観察を行い、横浜の自然の豊かさを再発見するためのきっかけとする。情報は弊社のナラ枯れプロジェクト事務局で管理し、マップを作成し、ホームページで公開する。

【市民・市民生活へ還元が期待できる点】

ナラ枯れの実態を知るとともに、緑豊かな横浜の自然を知り守る機会になる
マップを見たり、写真を撮ったりすることで新しい気づきを得ることができ、楽しみながら学習の機会を得られる

事業の申請理由は?

森や植物に関心を持ってもらいたいという思いから申請した。横浜市や周辺地域の山を見ると、ナラ枯れにより枯死した樹木を見ることができ、枯死した樹木は落枝や倒伏する可能性があり、道路や鉄道、家屋への被害が発生することもある。

そのため、今後発生するかもしれない危険を予測し、未然に防ぐことが重要だと考える。 ナラ枯れを発生させるのは、カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌だが、日本の在来種である。近年大発生している原因は、人間の生活様式の変化により増加しているものと考えられている。

今回の事業を通して普段考えることの少ない、山や樹木、野生生物のことを考えることにより、何かを思う心を育み、そして思いやりの連鎖を起こし、人間の生活に欠かせない自然と共生していかれる社会を形成していきたいと思う。そして里山を含め横浜の自然へたくさんの人々が訪れることを望んでいる。

事業実施に向け課題は?

横浜市内全域の情報が集まるかどうかが課題です。

事業が目指すSDGsのゴールは?

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