ヨコハマSDGsデザインセンター

株式会社kitafuku


廃棄食材・端材を再利用した
エコペーパーをノート等にして販売

“食品ロスによる環境破壊から環境に優しいエコ商品に”

 


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事業内容は?

廃棄となった食品を紙に混ぜ込む技術を持つ会社と協業し、横浜市の飲食店やスーパー、コンビニで出た廃棄食材を紙として再生産し、食品ロス削減を目指す。

市内の学校給食で発生した廃棄食材をノートなどの紙製品に還元することで、食品ロスを減らすと共に、子供がSDGsやエコについて考えるきっかけを生み出していく。

再生産された紙を使って紙袋やノートなどを作成し、エコ商品としての販売や、廃棄食材を提供いただいた飲食店や企業に還元できる製品を作る。

協業する会社は、食品だけでなく花屋で廃棄される端材など多種多様なものを紙へと再利用可能な技術を持っているため、市内の様々な企業との連携や幅広い事業展開が望める。

横浜市花「バラ」をはじめとした横浜の特産品などを紙に混ぜ込み、横浜の良さを生かした製品を製作する。

【市民・市民生活へ還元が期待できる点】

横浜市では年間9万4千トンの食品ロスが家庭ゴミから出ている。市民一人当たり年間25キロ(約19,000円分)の計算となり、相当な食品を廃棄してしまっている状況。

一人一人のゴミを減らす行動も大事であるが、一方で再利用することで食品ロスによる環境破壊から環境に優しいエコ商品に生まれ変わることで市民へ再度循環し、還元が期待できる。

事業の申請理由は?

SDGsに関するワークショップに参加、自分たちでも開催した際に一番印象に残ったのがフードロスに関する問題であった。 今住んでる横浜市では市民1人あたり年間25キロも食品廃棄をしてしまっていることを知り、何かしらできることはないかと探していた。 個人として食べ切れるだけの量を買うよう心がけていたが、企業としてできることはないかと考えていたところ、SDGs Bizサポート事業のことを知り、それを活用し、廃棄される食品や花材を再利用できる仕組みを実現させ、少しでもフードロス削減に貢献していきたいと考えたため。

事業実施に向け課題は?

食品廃棄について課題を持っている企業や、食品廃棄から紙製品として仕入れを行いたい企業を探す必要があること。

事業が目指すS D Gsのゴールは?

SDGs達成にむけて、「地域や企業の良さ、想い、ストーリーを伝えること」 ・「”好きなこと”や”得意なこと”を掛け合わせ、二人三脚で仕事を作っていく」と考えている。


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