ヨコハマSDGsデザインセンター

株式会社 ニックス


環境に優しく ウイルスには強い
フェイスシールドの素材開発

“感染と環境対策が両立したハイブリッドなフェイスシールドの素材開発”

 


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事業内容は?

ニューノーマルな生活様式の新しいアイテムとして、医療や対面応対のサービス現場でフェイスシールドが活用されている。

ただ現在、一般的に使用されているのは、使い捨てで、抗菌作用のないタイプが主流となっている。そこで、フレームの素材に生分解性樹脂を使用し、かつ抗菌作用を加えることで使用時には感染対策に、使用後は環境負荷の軽減につながるハイブリッドなフェイスシールドを実現したいと考えている。

さらに生分解性と抗菌剤を最適に混錬することで、通常よりも生分解を加速してくれる素材となり、安心・安全な新しい素材として、各方面に使用されることを期待している。

【市民・市民生活へ還元が期待できる点】

感染対策によりプラスティックゴミが増えるという懸念を解消できる。

横浜市民が様々な環境活動を通じて培ってきた概念と感染対策を矛盾せずに両立させることができる。

感染リスクを減らすことで経済活動を活性化することができる。

事業の申請理由は?

コロナ禍の中で樹脂成形メーカーとして社会貢献できる製品を考え、最初の緊急事態宣言中に当時不足が伝えられていたフェイスシールドを医療機関や自治体等に提供を行った。その中で、「(使い捨てではなく)環境にも配慮でき、且つウィルスにも強い」ものが欲しいといった声があり、それを反映する形で生分解性と抗菌機能を持った素材の開発を行うことになったため。

事業実施に向け課題は?

フェイスシールドだけではなく、多くの製品に可能性があると考えているため、様々な用途開発を進める必要がある。

事業が目指すS D Gsのゴールは?


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