SDGsウインターキャンプ2023 in 横浜市1日目:12/16(土)

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横浜市の高校生が、様々なSDGsの取組について学ぶ、SDGsウィンターキャンプ2023を実施しました。
この取り組みは今年度実施している「地方創生みらい交流プログラムwith会津若松市2023」の一環で、今回は会津若松市の高校生が横浜を訪問し、横浜の高校生と共にSDGsの達成や脱炭素達成に向けた取り組みを学んでもらいました。

横浜と会津若松の高校生たちは、7月に開催したSDGsサマーキャンプ2023@会津若松以来、半年ぶりの再会となりました!

(SDGsサマーキャンプ2023@会津若松の様子は、こちらをご覧ください!)

初日は、株式会社横浜赤レンガさん日揮ホールディングス株式会社さん及び横浜市温暖化対策統括本部による「持続可能な都市モデル構築に向けて、地域に、市民に、来街者に、SDGsの輪の広げ方を考えよう!」をテーマとしたプログラムを実施しました。

そのプログラムでは、「横浜赤レンガ倉庫×SDGs」及び「SAF(※)」の取組について学ぶとともに、多くの人たちに興味関心を持ってもらい、SDGsの輪を広げるためにはどうしたらよいかを考えながら、SNSの活用を想定して、高校生ならではの発想やアイデアによる発信案の作成を、4チームに分かれてワークショップとして実施しました。

【プログラム】

①「赤レンガ倉庫」がSDGsに取り組むことでの来街者や街への波及効果を考える
  ➡「横浜赤レンガ倉庫×SDGs」の取組
  ➡「廃食用油を原料とする国産SAF」の取組

②「笑う、サステナブル」を発信しよう!
  ➡SDGsの取組をより多くの人に魅力的に届けるにはどのように発信したらいいかを考える
  ➡クリスマスマーケットでのSAFや脱プラの取り組みを魅力的に発信!
  ➡歴史的建造物である赤レンガ倉庫を活用したクリスマスマーケットを魅力的に発信!

(※)SAF(サフと読みます)とは、「Sustainable Aviation Fuel」の略で、「持続可能な航空燃料」を意味します。次世代の航空燃料とも呼ばれるSAFは、主に植物などのバイオマスや、飲食店や家庭で排出される廃食油を原料とし、従来使われてきた化石燃料由来の航空燃料と比べて、原料から、製造、燃焼までのライフサイクルで、約80%の二酸化炭素排出量を削減できるのです!

ワークショップに先立ち、2社のご担当者様から横浜赤レンガ倉庫で実践する取組とSAFに関する取組ついてレクチャーを行っていただきました。

まずは横浜赤レンガ 経営企画部の渡邊陽子さんが、施設の歴史や同社が提案する無理をしない前向きにやってみたくなるサステナビリティコンセプト「笑う、サステナブル」などについて教えてくださいました。
魅力ある地域やコミュニティの創出、デジタル技術を活用したイノベーションの推進など、部員たちは横浜のシンボルである横浜赤レンガ倉庫のサステナブルな取り組みを興味津々に聞いていました。

次に、日揮ホールディングスが進める国内資源循環による脱炭素社会実現に向けたプロジェクト「Fry to Fly Project(https://www.jgc.com/jp/esg-hsse/initiative/fry-to-fly/)」についてSAFFAIRE SKY ENERGYの最高執行責任者 兼 日揮HD サステナビリティ協創オフィスの西村勇毅さんに取り組みの紹介をしていただきました。
SAFの原料である廃食用油などの安定的な調達が課題となっていて、国内で発生した廃食用油の一部が輸出され、海外でSAFなどになってそれがまた輸入されているという悪循環な現状に部員からは驚きの声が上がっていました。

このレクチャーを踏まえ、チームに分かれていざ、クリスマスマーケットへ!
たくさんの人出で賑わう過去最大規模という横浜赤レンガ倉庫のクリスマスマーケットで、部員たちは早速SNS映えしそうなスポットを探し、スマホを片手に次々と写真を撮影していきます。
紙素材のカトラリーやフライドポテトなど飲食店の揚げ物を持ったり、ポップなイラストカードやマジックで手書きのフリップボードを掲げたりして、いかにしてSDGsを伝えられるか試行錯誤していました。

撮影の後は、会議室に戻り、X(旧Twitter)に投稿することを想定してチームで写真画像と投稿文をまとめて、横浜赤レンガの岩崎求起社長付(現社長)の前でプレゼンしました。
岩崎社長はじっくり発表を聞いてくださりメモをとり、全てのチームに「我々が思い付かないような絶妙なキャッチフレーズです!」など、たくさんのコメントをくださいました。

部員が考えたX投稿案をご紹介します。

・Aチーム
🎄 Christmas Market in #横浜赤レンガ倉庫 🎄
会津×横浜 未来デザイン部が参上!
赤レンガ で行っている取り組みを映える写真でアピール!
脱プラに向けた紙素材の使用や廃食用油から生まれる飛行機のエコな燃料、#SAF など、気づかないところに工夫がいっぱい!
赤レンガ倉庫から世界は変わっていく!!

・Bチーム
🎅横浜赤レンガ倉庫🎄
実は、会場内の注意書きにも#SDGs が…!
日本語だけでなく英語やイラストでも表されています!
いろいろな人に分かりやすく伝えるための工夫ですね
普段何気なく目にしているものも、見方を変えると新たな発見があるかもしれません

・Cチーム
みなさん、廃食用油はどのように処分していますか?
横浜赤レンガ倉庫のChristmas Marketで使用されている多くの油。
その油をリユースして作られた飛行機の燃料をSAFといいます。
使用された食用油を捨てずに集めることできれば、CO2を削減することができます。
廃食用油で空の旅に行きませんか?

・Dチーム
今こそ、サスティナブルを実現する時‼️
私たち未来デザイン部は、SDGsの目標を達成するために活動しています。
横浜赤レンガ倉庫でのクリスマスマーケットでは、楽しむだけでなく一人一人がSDGsに貢献することができます!
あなたもクリスマスマーケットでのSDGsを探してみては

横浜SDGsデザインセンターの公式Xでは、全チームの案が写真とともに投稿されますのでぜひチェックしてみてくださいね!
SDGsウィンターキャンプ2日目の活動の様子は、また次のトピックスでご紹介します!
今年度のデザイン部の活動は3月に1年間取り組んだプロジェクトについてまとめて発表する予定です。
デザインセンターのHPでもその模様をお伝えしますので、乞うご期待!

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