海と教室をライブ映像でつなぐ海洋教育プログラム“海中教室”を実施しました

ヨコハマSDGsデザインセンターでは、様々な主体と連携し、横浜の海と小学校の教室をライブ映像でつなぐ“海中教室”を、6月27日(木)に、横浜市立みなとみらい本町小学校で実施しました。

みなとみらい本町小学校の4年生、5年生約100名が当日授業に参加してくれました。

「あそこにカニがいる」「アマモがあった」「あの魚は何かな」等、子どもたちは、汽車道付近の海中から届くライブ映像を食い入るように見ていました。
途中、「ハゼ博士」こと、笹川平和財団海洋政策研究所特別研究員の古川さんから、海の生き物や海と陸との関係についての解説がありました。

「クラゲが映っています。これもクラゲかな?」と古川さんの問いかけに「クラゲかな」と答える子どもたち。海中付近にいた環境ジャーナリストの竹田さんから、これが実はビニール袋だったと知らされると子どもたちも驚きの表情を浮かべていました。

海の生き物がビニール袋とクラゲを間違えて、誤ってビニール袋を食べてしまう可能性があることを古川さんから説明されると、子どもたちも真剣に考えていました。

海中に漂うクラゲ(左)とビニール袋(右)

最後に、子どもたちに授業の感想を聞くと、「ごみを捨てると海が汚れることを知った」「海と陸はつながっているということを学べてよかった」などの意見を聞くことができました。子どもたちにとってこの授業がSDGsを深く知るきっかけにつながったのではないかと思います。

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