【YOKOHAMA未来デザイン部って何?①】プロジェクトが本格始動!

昨今、SDGsへの関心の高まりを受け、ユーグレナ社の「高校生CFO」(https://www.euglena.jp/cfo/)をはじめ、企業と高校生との協働プロジェクトなど未来を生きる当事者たちへの社会参加の必要性を感じる組織が増えています。

 

将来の日本を背負うZ世代の若者たちに、「持続可能な社会の創造主」として、地域課題や横浜の未来について考え、デザインしてもらおうと立ち上がったのがYOKOHAMA未来デザイン部です。

 

厳正なる選考の結果、一期生として市内の高校生7名が加入しました。(パチパチパチパチ!)
高校生のプロフィールもアップしているので是非読んでみてくださいね!【こちら!

 

本年度はパイロットプロジェクトですが、ワールドポーターズさんや朝日新聞社さんのご協力を得て、クリスマスツリーのイルミネーションの企画や現役・新聞記者の方による取材の仕方・書き方講座の開催、市内企業への取材などなど、他ではなかなか体験できないプロジェクトを多数ご用意しました。

(朝日新聞社の伊丹さんと。)

 

朝日新聞等に掲載されたSDGsに関するさまざまな分野の取材記事をまとめた冊子「2030 SDGsで変える 2021年版」をいただきました!朝日新聞の記事から大学入試問題に出題されることも多々あるので、部員にもしっかり読み込んでもらいたいです。

 

YOKOHAMA未来デザイン部の活動について、今後シリーズでお届けしてまいります。

 

さて、第一回の活動はワールドポーターズで、“SDGsのどのようなテーマで今年のクリスマスツリーを彩るか”を議題に、部員や企業の方々と議論が交わされました。

SDGsという理念を、デザインに落とし込むのは難しいなーと思ってしまうのですが、部員からは「人々の幸せをテーマに、SDGsカラーラインの重なりや交差、広がりなどで人々の交流や支え合いを表現し、横浜の緑をも交わらせることで、自然が人々の健康や幸せをもたらすことを伝えたい」といった提案も…!
大人も目を張る柔軟な発想に、圧倒されました!
こちらのイルミネーションプロジェクトは今後議論を重ね、形にしていきます。
お楽しみに~

 

さて、続いては、慶應義塾大学の高木超先生による特別授業「私たちの身近にあるSDGs」です。
講義では岸田内閣の写真を見て、部員が違和感を感じる点を挙げました。
「女性の大臣が少ない!」「若い大臣がいない!」と、日本の現状に疑問を呈していました。

 

皆さんは、2022年日本はSDGs達成度世界ランキングで何位だと思いますか?
(世界経済フォーラム調べ)

 

答えは世界19位!
これ、どう反応していいかわからない順位ですが…
ジェンダーギャップ指数ランキングで言うと、日本はなんと156カ国中120位!
先進国だとは思えない成績の悪さです。
高木先生は「SDGs達成は長い道のりかもしれませんが、私たちが非常に高い目標を設定することで、これまでになかった新しいアプローチを考えるようになり、ゴールも見えてくる!」と強調されていました。
目をキラキラと輝かせながら熱心に講義に聞き入る部員たち。
自分たちの手で創造するこれからの社会に、各々思いを巡らせているようでした。

 

SDGsは人によって捉え方が違うからこそ、SDGs実現のため「問いを生み出す力」が必要であると語った高木超先生。
部員たちの“生み出す問い”に乞うご期待!

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